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アスベスト診断

アスベスト(石綿)とは細かい天然の繊維状けい酸塩鉱物で、耐火性や耐久性、断熱性に優れ、しかも繊維状で加工がしやすいことから、使用が禁止されるまでに様々な製品で使用されていましたが、その粉じんを吸入することにより肺がん、中皮腫、石綿肺等の重篤な健康障害をもたらすことから近年社会問題となっています。

以前、建物には多くのアスベストが使用さてれいました

1970年から90年にかけて年間30万トンという大量のアスベストが輸入されており、これらの石綿のうち約9割が建材に使用されました。これらの時期に建築された建築物にはアスベストが多く使用されていますが、2004年以前に建てられた殆どの建物に、少なからずアスベストが使用されている可能性があると思った方が良いでしょう

一例を挙げれば、工場や倉庫などに使用されている波形スレート板や、一般住宅の屋根材や壁材、そして天井材等に使用されています。一般住宅においてアスベストは、アスベスト成形材としてセメントなどで固定して使用されています。これらは切断などをしない限り、大気中に飛散する可能性は低いと考えられます。

こんなアスベストが危険です

危険なのは、アスベスト吹付けやアスベスト含有のロックウール吹付け等で、老朽化によりアスベストが飛散する恐れが高いのです。今学校や公共施設等で盛んに除去工事が行われているのはこのタイプです。しかし、アスベスト成形材も破壊した際には大気中にアスベストを飛散させる可能性があるため、解体や改修を考えている場合や、著しく劣化が見られる場合には早目の対策が必要となります。

まずはアスベスト診断

アスベストに起因する健康被害問題がマスコミで度々報道される中、健康不安をあおり、必要のない高額なリフォーム工事を勧める悪質業者の増加も報道されています。
アスベスト診断は「アスベスト診断士」が、建築物や工作物に使用されているアスベストに関する管理のあり方や解体前の事前診断など適切なアドバイスを行います

診断内容

建物・工作物のどこにアスベストが使用されているかの診断 書面(設計図書、施工図面等)による一次調査・現場における二次調査 信頼性の高い分析機関の選択、委託と最終判断 建物・工作物に使用されているアスベストの処理要否診断 建物・工作物の解体等処理工事に対する適正工事のチェック診断 など

アスベスト(石綿)についてのQ&A